ワークショップ型リスタートミーティングで新年度をスタート

 
~自ら考えてこそ、行動が生まれる~

 3月31日、新年度の始まりに当たって、ワークショップ型リスタートミーティングを実施しました。8人が参加する中、エンチャイルドの理念やビジョン、ミッションを改めて確認する時間を持ちながら、今後のエンチャイルドの活動計画について話し合いました。

ミーティングの流れは以下のとおりです。

1)ワークショップ型リスタートミーティングの目的について(理事長)

2)振り返り

Q エンチャイルド体験ベスト5

3)動機と報酬

Q なぜエンチャイルドに関わっているのか?
Q エンチャイルドの活動を通して得たいものは何なのか?
Q 何に喜びや充実感を感じるか?

4)理念、ビジョン、ミッション、クレド(志、信条)

Q 私たちは何のために活動しているのか?(目的)
Q 私たちはどこに向かっているのか?(方向性)
Q 私たちは誰のために活動しているのか?(対象)
Q 私たちの強みやユニークさは何か?(強み)

5)ドリーム(夢と志)

Q エンチャイルドをどんな団体にしていきたいか?
Q 今年はどんな活動やイベントをやりたいか?
Q どんな仕組みやルールを作っていったらよいか?

6)現状の課題は何か

7)目標設定および年間計画(短期、中期、長期)

2018年
2019年 
2020年
2021年(10周年)

■参加者の感想を紹介します。

◆NPO活動としてのエンチャイルドの取り組みが、まさに社会教育活動として年を重ねながら前進的に展開してきていることを再確認しました。「ワークショップ」を実施したことの意義は、エンチャイルドの一員という立場に自らが立つことにあったと思います。自覚的に物事を考えるスイッチを入れるためのワークショップになりましたし、仲間の皆さんと、良好な関係を持ちながら一緒に進めていきたいと思いました。

◆思いをつなげていく! 仲間を増やしていこうとすれば、人と会い続けていきたいと思いました。エンチャイルドが長く続けてきた歴史はとても強いものがあります。それが広がっていく時にあると感じます。きょう、中期的なスケジュールを共有したことは大きな意味があったと思います。その時間軸の中で、いろんな人とのつながりが生まれてくるはずなので、それらを生かしていきたいと思います。

◆エンチャイルドの今後の方向性が見えてきて、やる気が高まってきました。ワクワク感がないと活動に対しての力が弱くなってしまいますので、有意義でした。何事もチャレンジですから、できることを探して、実現できるようにしていきます。アクティブメンバーを増やすことがまだ見えてきませんが、まず自分が今まで以上にアクティブになることが先のように思いました。

◆理事長の話で、自意識(自立)と共意識(共立)のバランスが大事という話が印象的でした。「共に生きてこそ自分も生きる」という内容は、正にエンチャイルドの活動理念を表している言葉だと思いました。日々の生活で余裕がなくなってくると、他人や社会に対する意識(共意識)が薄れてくるなと感じましたが、エンチャイルドの奨学生として通過して卒業していったフィリピンのメンバーたちがエンチャイルドのメッセージを確実に受け取って、受ける側から与える側に変わってきているという話はとても希望に感じましたし、自分もその姿勢を見習って日々変化し成長していきたいと改めて感じることができました。これからもエンチャイルドの精神に立ち返って「共に生きる」生き方を探していきたいです。

◆日常、ファインダーを通して客観的な位置に立ちやすい自分ですが、より主体的に自分の頭で考えるという貴重な時間を持つことができて良かったと思います。原点に立ち返り、動機を正して、現実の課題を見詰める良い機会でした。ありがとうございます。

◆今回のワークショップに参加し、深い内容を共有できて良かったです。少し前にフィリピンツアーに参加したこともあり、改めてエンチャイルドの活動には関わり続けていきたいと思いました。自分自身が体験してきて良かったこと、関わり続けている動機や今後の夢など、他の人の意見も聞きながら、とても考えさせられました。全員ボランティアなので、仕事やお金との調整が必要になりますが、その中でどう調整していくかは、その人の動機や主体性次第だと思うので、そういう人がもっと増えたらと思います。自分も関わり続ける中で、子供たちの自立だけではなく、“共立”も考えながら活動していきたいと思いました。

◆きょうは今後の活動に対し、いろいろと情報やビジョン、ミッションを共有できる、そしていろいろ考えさせられるいい場でした。

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