フィリピン・スタディーツアー2018 in March報告会開催

 

 4月15日、3月に実施したスタディーツアー(フィリピン、マニラ地域)の報告会を行いました。14人のかたが参加しました。

 エンチャイルドのイベントに初めて参加されたかたもいらっしゃいましたので、最初にエンチャルドの活動の紹介を行い、その後ツアー参加者4人が体験発表を行いました。

 最後に理事長が「エンチャイルドの目指すもの~子供たちを元気にしたい理由」と題してミニ講演を行いました。

 参加者の感想をご紹介します。

◆活動の理念を聞くことができ、感動しました。ツアー参加者の報告を聞くことは貴重な時間でした。世界の問題に対して、私にできることは何かないだろうかと考えていました。少しずつでも実践できればと思います。

◆「行動してみて愛を感じるってまさしく私!!!」って思いました。直感を信じて動いてみるものだなと、このツアーに参加して思いました! 他のかたのお話を聞いて、いろんなこと体験したなぁと、1カ月前のことを思い出しました。英語も全く話せないし、分からなくて不安になった初日でしたが、なんとかなりましたし、日本戻って「英語を学ぼう!」と新たな目標もできました! ありがとうございました。

◆フィリピンの貧困の現状は全く知らなかったため、本日のお話で初めて知ることができました。「家族をつくり出すためのエレメント」を満たすことで、より良い社会を実現できるというエンチャイルドの方針も理解することができ、今後の自分の生活にも生かしていきたいです。

◆家族をつくる8つの視点で“共”にすることで言葉が通じないとか、国が違うとかって関係ないんだと思いました。改めて、エンチャイルドがフィリピンにおいて大きな影響を与えられていること、その反応を見て私たち日本人も刺激を受けていること、この関係は素晴らしいと思いましたし、より発展していけたらと思いました。体験発表のかたも、ただ海外に行きたいというところから、すごく良い表情で語られていて、ツアーで実際に行くこと、体験することで、心で捉えられ、他人事じゃないと思えるようになるんだと思い、改めてエンチャイルドは素晴らしいと思いました。

◆教育が何を目指すのかということは壮大なテーマですが、家族を構成する8つのエレメントから行動や態度の変革(利他意識の醸成)を目指すというアプローチは今の日本においても必要なことだと感じました。他者を愛する思いというものは自発的に生じなくても、行動を通して湧いてくるという考え方は新鮮で学びになりました。

◆フィリピンのツアー参加者のかたの体験談がとても分かりやすかったです。受益者の子どもたちがどんどん成長し、今回のスタディーツアーでも司会を担当したり、企画にも携わってくれていることにも感銘を受けました。ユニカセのレストラン訪問など、今後、エンチャイルドの卒業生が社会で働くことができるようなチャンスも見えてきていることにも希望を感じています。

◆NPOとしての意義、目的、目標がはっきりしていてとても良いと思います。コンプライアンス等も順守しているところが良いと思います。講義、体験談、全て分かりやすく面白かったです。

◆初めて参加させていただきました。日本では整理された環境で生活できていることが、フィリピンや他の外国では当たり前ではないということを改めて考えさせられましたし、何とも言えない気持ちになります。日本から見るフィリピンではなく、フィリピンから見る日本を知りたいという思いが最近わいてきたので、5月に行われるスタディーツアーに行ってみたいと思うようになりました。周囲の知り合いのかたがエンチャイルドに参加していたこともあり、興味、関心はありました。今までなかなか行動できなかったのですが、一度きりの人生です。やらない悔しさは何度も経験してきましたし、女性として、世界に出てみたいと思い、今回のエンチャイルドのツアーに勇気を出して参加することにしました。私は保育士として仕事をしています。子供の純粋さから、元気の源に力をもらっているので、フィリピンの子供たちとも大切な時間を過ごせればいいかなと思っています。

◆世界の教育事情は最近になって興味をもちいろいろ調べていますが、フィリピンについては初めて知りました。報告を聞きながら、フィリピンの子供たちは夢をもっている子が多いのか、元気そうな姿で、日本の子供と異なるところがあるのを感じました。学校に行きたくても行けない子の気持ちと、学校に行けるけど行きたくない子の気持ち、これは互いに知る必要があるし、もっと国家間で交流があったらいいなと思いました。

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